ビタミンD不足イメージ

ビタミンD不足

ビタミンD不足とは?

25(OH)Dの判定、原因、不足しやすい生活、花粉症との関係を解説します。

25(OH)D・原因・花粉症との関係を解説

このページでわかること

ビタミンD不足・欠乏の意味、血液検査25(OH)D、日本の判定指針、不足しやすい生活、花粉症との関係を整理します。

結論|ビタミンD不足は25(OH)Dで評価する

ビタミンDの栄養状態は、一般に血清25(OH)D(25-ヒドロキシビタミンD)濃度を指標として評価します。食事だけでなく日照、年齢、生活環境などの影響も受けます。

日本のビタミンD不足・欠乏の判定指針

日本の専門家パネルによる2017年の判定指針では、以下の基準が示されています。

25(OH)D判定
30ng/mL以上充足
20ng/mL以上30ng/mL未満不足
20ng/mL未満欠乏

日本のビタミンD不足・欠乏判定指針 →

不足すると何が起こる?

軽度の不足では自覚症状がはっきりしないこともあります。一方、重度のビタミンD欠乏は骨やカルシウム・リン代謝に影響し、成人では骨軟化症、子どもではくる病の原因になります。

不足しやすくなる要因

  • 屋内で過ごす時間が長く、日照が少ない
  • 魚類などビタミンDを含む食品をあまり食べない
  • 皮膚を日光にさらす機会が少ない
  • 年齢や体調、吸収に関わる病気などの影響

一つの要因だけで決まるわけではなく、生活環境や健康状態を含めて考えます。

ビタミンD不足と花粉症の関係

アレルギー性鼻炎の人で血中ビタミンD濃度が低い傾向を示した研究はあります。ただし、低いビタミンD濃度が花粉症を直接引き起こすと証明されたわけではありません。関連と因果関係は分けて考える必要があります。

花粉症とビタミンDの研究を見る →

血液検査は受けるべき?

健康な人全員が一律に25(OH)Dを測定する必要があるとは限りません。高用量サプリを検討している、不足が疑われる背景がある、骨・ミネラル代謝の病気があるなどの場合は医師へ相談してください。

不足を防ぐ3つの方法

食事

鮭、イワシなどの魚類、卵、きのこ類などを取り入れます。

日光

ビタミンDは紫外線を受けることで皮膚でも作られます。必要な日照量は季節・地域・時刻・肌の露出で変わります。

サプリ

食事・生活だけでは不足が気になる場合の選択肢ですが、長期の高用量摂取は避けます。

よくある質問

ビタミンD不足は血液検査で分かる?
一般に血清25(OH)D濃度を指標として評価します。
日本の不足・欠乏の基準は?
2017年の国内判定指針では、30ng/mL以上を充足、20〜30ng/mL未満を不足、20ng/mL未満を欠乏としています。
不足するとどんな症状が出る?
軽度では自覚症状がはっきりしないこともあります。重度の欠乏は骨・ミネラル代謝に影響し、成人では骨軟化症、子どもではくる病の原因になります。
日光に当たらないと不足しやすい?
日照は皮膚でのビタミンD産生に関わるため、屋内中心の生活などは栄養状態に影響する要因の一つです。
花粉症の人は不足しやすい?
アレルギー性鼻炎の人で血中ビタミンD濃度が低い傾向を示す研究がありますが、不足が花粉症の直接原因と証明されたわけではありません。
不足ならサプリを飲めばいい?
不足の程度や体調、持病、薬によって対応は異なります。高用量を自己判断で続けるのではなく必要に応じて医師へ相談してください。
検査は誰でも必要?
健康な人全員に一律の検査が必要とは限りません。検査の必要性は医療機関で相談してください。
不足を防ぐには?
魚類などの食事、可能な範囲での日光、必要に応じたサプリを組み合わせて考えます。

まとめ

ビタミンD不足は血清25(OH)Dで評価されます。不足が気になる場合は、食事・日照・サプリを含めた生活全体を見直し、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。