症状・対策
花粉症のくしゃみ
花粉症のくしゃみの原因・今すぐできる解消法・市販薬の選び方を紹介します。
花粉症のくしゃみの原因・解消法・薬の選び方などを紹介します。
花粉症のくしゃみの原因
花粉症のくしゃみは、鼻に入った花粉を異物として免疫が反応することで起こります。花粉が鼻の粘膜に付着するとヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され、鼻の神経が刺激されます。その結果、異物を外へ追い出そうとする反射としてくしゃみが起こります。
花粉症では一度だけではなく、何回も連続してくしゃみが出やすいのが特徴です。透明でさらさらした鼻水や鼻づまり、目のかゆみなどを同時に伴うこともあります。
花粉症によるくしゃみの特徴
花粉症のくしゃみは、花粉の飛散量が多い日や外出後などに強くなることがあります。風邪でもくしゃみは出ますが、花粉症では発熱などを伴わず、鼻や目のアレルギー症状が繰り返し現れることがあります。
何回も連続して出やすい
一度くしゃみをすると、立て続けに何回も出ることがあります。朝起きた直後にくしゃみや鼻水が強く出る「モーニングアタック」がみられることもあります。
透明な鼻水・目のかゆみを伴うことが多い
水のような鼻水、鼻づまり、目のかゆみや充血などが同時にある場合は、花粉症による症状の可能性があります。
今すぐできるくしゃみ対策
マスクで花粉の吸い込みを減らす
くしゃみ対策では、まず鼻に入る花粉の量を減らすことが重要です。外出時は顔に合ったマスクを着用し、鼻までしっかり覆いましょう。
花粉対策マスク比較を見る鼻や顔についた花粉を洗い流す
帰宅後は洗顔を行い、鼻腔内に付着した花粉が気になる場合は鼻うがいも選択肢です。鼻うがいを行う場合は、体液に近い濃度の洗浄液を使い、製品の使用方法に従ってください。
鼻うがいおすすめ比較を見る衣類・髪の花粉を室内へ持ち込まない
玄関に入る前に衣類についた花粉を払い、帰宅後は手洗い・洗顔を行いましょう。花粉の多い日は窓を長時間開けないなど、室内に入る花粉を減らすことも大切です。
花粉症のくしゃみにはどんな薬が使われる?
花粉症のくしゃみには、抗ヒスタミン薬が代表的に使用されます。鼻水や鼻づまりも含め、症状の強さや生活スタイルに合わせて薬を選ぶことが大切です。
抗ヒスタミン薬は製品によって服用回数や眠気に関する注意事項が異なります。仕事や運転の予定がある場合は注意事項を確認し、迷う場合は薬剤師または登録販売者へ相談してください。
① 抗ヒスタミン薬|くしゃみ・鼻水に使われる代表的な薬
抗ヒスタミン薬は、アレルギー反応で放出されるヒスタミンの働きを抑える薬です。花粉症によるくしゃみや鼻水などの鼻症状に使用されます。
| 例 | 主成分 | 服用回数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| アレグラFX | フェキソフェナジン | 1日2回 | くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎症状に使用 |
| アレジオン20 | エピナスチン | 1日1回 | くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎症状に使用 |
| クラリチンEX | ロラタジン | 1日1回 | くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎症状に使用 |
② ステロイド点鼻薬|くしゃみを含む鼻症状に直接使用
ステロイド点鼻薬は鼻の粘膜に直接使用し、アレルギーによる炎症を抑える薬です。くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの鼻症状に使用されます。対象年齢や使用回数、使用期間は製品ごとに異なるため、添付文書を確認してください。
花粉症の点鼻薬ランキングを見る朝にくしゃみが止まらないときの対策
花粉症では、起床後にくしゃみや鼻水が強く出ることがあります。寝室に花粉を持ち込まないよう、帰宅後に衣類や髪の花粉を落とし、寝具や床をこまめに掃除しましょう。
起床後すぐに窓を大きく開けると、飛散している花粉が室内へ入ることがあります。花粉情報を確認しながら換気方法を工夫することも対策になります。
花粉対策の空気清浄機比較を見るくしゃみが止まらないときは?受診の目安
花粉を避ける対策や市販薬を使用してもくしゃみが強く続く場合、花粉の時期以外にも長期間続く場合は、別のアレルゲンや鼻の病気などが関係している可能性があります。
くしゃみが長期間続く、日常生活に大きな支障がある、息苦しさや強い体調不良を伴う場合などは、自己判断で市販薬を使い続けず、医療機関へ相談してください。
花粉症のくしゃみ|よくある質問
Q. 花粉症でくしゃみが出るのはなぜですか?
花粉が鼻の粘膜に付着するとアレルギー反応が起こり、ヒスタミンなどが放出されます。その刺激によって、異物を外へ出そうとする反射としてくしゃみが起こります。
Q. 花粉症のくしゃみにはどんな特徴がありますか?
一度だけではなく、何回も連続して出やすいのが特徴です。透明でさらさらした鼻水や鼻づまり、目のかゆみなどを伴うこともあります。
Q. 花粉症と風邪のくしゃみはどう見分けますか?
花粉症では、連続するくしゃみ、透明な鼻水、鼻や目のかゆみなどが現れやすい傾向があります。一方、風邪ではのどの痛みや発熱、だるさなどを伴うことがあります。ただし症状だけでは判断できない場合もあります。
Q. 朝起きるとくしゃみが止まらないのはなぜですか?
アレルギー性鼻炎では、起床後にくしゃみや鼻水が強く現れることがあり、「モーニングアタック」と呼ばれます。寝室のほこりや花粉などが影響する場合もあります。
Q. 花粉症のくしゃみを今すぐ止める方法はありますか?
まず花粉から離れ、マスクで吸い込みを減らし、顔や鼻周辺に付着した花粉を落としましょう。鼻うがいで鼻腔内の花粉を洗い流す方法もあります。症状が強い場合は薬の使用も選択肢になります。
Q. 花粉症のくしゃみにはどんな薬が使われますか?
抗ヒスタミン薬や点鼻薬などが使用されます。製品によって服用回数や眠気に関する注意事項などが異なるため、添付文書を確認して使用してください。
Q. くしゃみが何回も連続して出るのは花粉症ですか?
花粉症では連続してくしゃみが出ることがありますが、ダニやハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎でも起こります。花粉の季節以外にも続く場合は、ほかの原因も考えられます。
Q. くしゃみが止まらない場合は病院へ行った方がいいですか?
花粉対策や市販薬を使用しても強い症状が続く場合、日常生活に支障がある場合、花粉の時期以外にも長期間続く場合は、耳鼻咽喉科などの医療機関への相談を検討してください。
まとめ
花粉症のくしゃみは、鼻に入った花粉に対するアレルギー反応によって起こります。マスクや帰宅後の花粉除去で鼻に入る花粉を減らし、必要に応じて抗ヒスタミン薬や点鼻薬を適切に使用しましょう。症状が強い場合や長く続く場合は医療機関への相談も大切です。